給与計算をBPOにするデメリット
給与計算をBPOにするデメリット
給与計算をBPOにすることは、基本的にはメリットが多いと考えられますが、デメリットは全くないのでしょうか。これもまた考えにくい話であって、事情にもよるものの、何らかのマイナスが発生する可能性はあると思っておくべきです。最も大きいのは委託費用でしょう。給与計算の仕事を外部に依頼する以上は委託費がかかります。今まで社内の経理担当者が問題なく行っていたとすれば、特に何の手も打たないのではこの委託費用の分は完全に上乗せされることになるわけで、これはマイナス以外の何物でもありません。経理担当者の業務を見直し、より高度で専門的な仕事を割り振るなどして少なくとも会社にとって委託費以上のメリットを生み出すように画策する必要はあります。お金の面以外でも、社員の給与計算に必要な情報を社外に渡すことになるわけで、セキュリティ対策がしっかりしていないと情報漏洩など別のリスクを抱えることにもなってしまい、これもデメリットと言えるかもしれません。
バックオフィスの負担を経験する給与計算業務のBPO情報
給与計算と聞くと社内で行う業務といったイメージが強いのですが、企業の規模によりバックオフィスの負荷軽減やミスの防止などの目的でアウトソーシングを行う企業も少なくありません。給与計算アウトソーシングはBPOの一つで、給与や社会保険料などの計算処理や年末調整などの仕事を外部の会社に委託すること、もしくはサービスを提供している会社のサービスを使うことを意味するものです。一口に給与計算といっても、税制や社会保障の制度、労働法などが関与して来る作業になるので従業員の数が少ない場合などでは対応できる従業員の負担が大きくなりがちです。会社におり先任者を配置する余裕がないなどの理由で、他の仕事を兼務するといったケースもあるわけです。ネットの中にはBPOに関する情報が多数あるので、どのような業務を代行して貰えるのか事前に知りたいことを把握できますし、給与計算のアウトソーシングを利用している企業の口コミやサービス内容などについても知ることができます。